lgbtq

コメント欄のみのエントリ

ですよ。下のエントリでコメント欄がいっぱいになってしまったようで書き込みができないので、こちらのコメント欄にあげます。ただし、一点だけ。そろそろ疲労がたまっています。ここまでの議論をきちんと読まず(読めず)、新しい論点を出すでも疑問を提示…

これがおそらく、「『プロパガンダ臭』漂う押し付けがましさ」

[追記]追記って最初に書くのもどうかと思いますが。 コメント欄で「通りすがり」さんからの御指摘いただいたように、「映画製作上映の試み」への評価を一切せずに特定の発言を取り上げたのは確かに失礼であり、その点についてはお詫びを申し上げます。今回の…

あなたのクィアがわたくしを動かす

わたしが探求したい晩年の経験とは、不調和、不穏なまでの緊張、またとりわけ、逆らい続ける、ある種の意図的に非生産的な生産性である(28-29) [rakuten:book:12244124:detail] まだ一章を読んだだけなので本全体について何が言えるわけでもない状態で、文…

だって助けてほしいんですもの。

大分時間が戻ってしまうのだけれど、PA/Fでのプレ・イベント後、「フツーに生きてるGAYの日常」のakaboshiさんのところでの御批判を受けたid:Yu-uさんのところでの考察を拝読して考えることがあったので、それについて。きちんと正確に考えをまとめてから書…

とりいそぎ、感謝を。

こちらでもひっそり宣伝しておりましたクィア学会ですが、一昨日無事に設立大会が開催され、設立の運びとなりました。 季節はずれの台風による激しい風雨の中(八百万の神々がクィア集まりに怒っていたのか、それとも魅了されたのか。たぶん後者と思いなすこ…

新しいサイト、オープンだそうです。

デルタG フェミニスト/レズビアン系のニュースサイトを目指すようです。 ところで、デルタG運営者のひとりであるつなは、2004年にスタートした月イチイベント「パフナイト」の立ち上げメンバーでもあった。その公式サイトを管理しているかのじょは、イベン…

ありがとうございました。

下で告知したPA/Fスペースでのイベントですが、60名強の方に参加いただいて、和気あいあいとしかし熱気に満ちた(文字通りすっごい暑かったです)雰囲気の中、無事終了いたしました。 わざわざお越し下さった皆様、本当にどうもありがとうございます。 また2…

ネパールのレズビアンによる雇用裁判の支援のお願い

以下のブログに詳しい事情が乗っています。 バクティさん支援ブログネパールの状況というのは日本ではちょっとわかりにくいところがありますが、長いことネパールと関係して仕事をしていらした方が、社会的背景や裁判の意義などについてもかなり詳しく説明を…

大会プレイベント

クィア学会の大会を前に、プレイベントを企画しております。 あまり時間がありませんが、是非是非お誘い合わせの上、お越しくださいませ。大会とはちょっと違って、カジュアルな感じでお話ができればと思っています。 (転送・転載歓迎) 『クィアって何?ー…

クィア学会設立大会

お久しぶりでございます。 ええと、今秋クィア学会というのが立ち上がるのですが、その設立大会および同時開催シンポジウムのお知らせでございます。わたくしも今回の立ち上げにはへたれ机上系当事者としてかかわっております。 皆様どうぞお誘いあわせの上…

強制送還反対署名

例によって全然更新していないのですが、緊急でお知らせがまわってきましたので、弱小なりに一応後押し。強制送還という言葉に反応するわたくしですが、そうでなくても、是非ご一読くださいませ。 ペガーさん強制送還反対より 英国のケースですが、英国主要…

東京プライドパレード

今週末はパレードなわけですが、名称が変わればいいのにいいのにいいのにいいのにといい続けた手前、今年は参加しようと思います。 例年どおりフロートは登録制で、あらかじめ登録した後に熱気と人ごみの中で待つということが、いまだに暑さと人の多さに慣れ…

忘れていたという事実を思い出すために

id:yamtomさんのふぇみにすとの論考より、マスコミ学会での討論について。 今回「バックラッシュ」という現象が起きた際、フェミニズムの間では「うわうわ大変だ、今フェミニズムの最大の課題はバックラッシュだ」というようなことになり、それは今でも続い…

「制度化されたフェミニズム」批判

今回の学会では、LGBTQ系の人がそれなりに少なくないけれどもそんなに多くもない、という感じだったので、若い学生さん(院生さんというべきですか)から研究者の人から何となくわさわさ集まって話をする機会が多くて、それがとても良い感じだった。オオモノ…

『欲望問題』とネオ・リベラリズム

まだ考察途中での発表だったのだけれども、一応関係する節だけ部分的にアップ。日本語バージョンをきちんと書いていないので、英語バージョンだけです。ところで、英語アップしようとすると禁則処理がうまくいかなくて、単語を平気で途中でぶちきって行が変…

アイデンティティ・(ノン)ポリティクス

さすがに前回のエントリだけでまた数ヶ月放置では、時折見に来てくださる方々にもあまりにも申し訳が立たないので何かを書きたいのですが、かといって書けるほどのネタも見つかりません。あ〜人生ってたいへん。というわけで、先日参加した国際学会について…

へたれは遠くから感嘆する

授業準備のために、久しぶりでLarry Kramerの'1,112 AND COUNTING'*1を読む。 Kramerも創成期メンバーだったACT-UPへの評価は色々とあるようだし、この記事自体も細かく読めば批判すべき点もあるだろう。けれども、'If this article doesn't scare the shit …

この問いをあなたはなぜ問いたかったのだろう

激しく時間がないのですが、気になる話なので、簡単にご紹介だけ。 「同性愛に対する理解は広まった」は本当か? 〜キャンパス内のホモフォビア(同性愛嫌悪) 経由でこちらのアンケート結果。 Sumposionの記事はざっと拝見したところ納得のいくものなのだけ…

「同性愛にYES!」へのむにゃむにゃは別として(笑)

やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー(IDAHO)! こんなブログもできるようです。 「やっぱ愛でしょう!やっぱ愛ダホー(IDAHO)!」 〜5月17日は同性愛にyes!の日〜 書けば読む!5月17日、駅前のマイクにて。 あなたの虹色のメッセージを、読み上げます! 5…

TLGPについての説明会

わたくしはぎりぎりになって情報をもらったこともあって参加できなかったのですが、どうなったかと気になっていた、TLGPについての説明会。 レポートがアップされているという情報を戴いたので、こちらにも載せます。興味のある方は是非チェックなさってくだ…

追加

ubiqueerよりTOKYO Prideの会員制度について 「資本力・購買力を持ってる奴らがパレードを仕切る」、逆に考えたら「金を出せない奴の口出しは無用」か? この部分は見落としていたのですが、会員制っていうのか、資金を募りますというのは、理解できるのです…

選択する、ということ。

例によって後回しにしていた仕事がたまりすぎて書いている時間がないので、メモだけ。 堀江有里 「レズビアン」という生き方―キリスト教の異性愛主義を問う とても良い本だと思う*1。「レズビアン」という「<名づけ>を引き受け、あえて名乗ることによって…

バイセクシュアルの不可視化を可視化する、ということ

直下のエントリに色々とコメントを戴いておりまして、御返事をしようと考えていたらやったら長くなったので(悪癖)、別エントリとしてこちらにあげます。 セクマイの括りについて(>えむさん) 歴史的にも、当該運動でのセクマイという括りは当初からのも…

ちなみに

ちょっとずれるけれども、上の本で興味深かった記述の一つに、エイズ・パニックの時の合衆国でバイセクシュアルバッシングが激しくなった、というものがある。要するに、ゲイ男性がエイズでどんどん死んでいくのはヘテロ社会としては別に気にならな〜い、ど…

バイセクシュアルを可視化すること

_Vice Versa: Bisexuality and the Eroticism of Everyday Life_ by M. Garber*1 ものすごく昔に買って、その厚さにうんざりして本棚に放り込んだまま失念し、二年に一度ほど「あ、これそのうち読まなくっちゃね。うふ」などと思って、でもそれはいつでも「…

重なるところ

ちょっと時間がない上に明らかに風邪!をひいたらしいので、知人から戴いた情報のメモだけ。(ものすごく寒いんですけど、今日ものすごく寒くない、ですよね?ウールのセーター着てウールのひざ掛けしてカイロいれてるんですけど、やっぱりこれってわたくし…

併置してみると

新・新木場事件について、Sumposionより: 私は、この事件を始めて知ったとき、「またか!」と思った。「またこのような事件が起こったのか!それも6年前の新木場事件と同じ場所、同じような加害者の社会的特性、同じような犯行理由で。いったい、私たちは…

哀悼

http://d.hatena.ne.jp/toshim/20061012もう少し待っていて戴きたかったです。 御著書に文句をつけたり批判したりして、あっさりと論じ負かされて悔しくて眠れなかったり、家に帰ってこっそり猛勉強してみたり、そういうことをしたかったです。年齢はそう違…

id:gnarlyさんのこちらで知った情報。 セクシャルマイノリティ差別解雇裁判 「性同一性障害」を一概に「セクシュアルマイノリティ」とみなすのはどうかという問題はあると思うのだけれど*1、とりあえずこの人の場合は「マイノリティ」として裁判を起こすとい…

恐れはどこにある2006version

またまた更新が滞って、何だかもうブログをやっているとは言いがたい状況になっているのだけれど、かといってきっぱりやめようという決断もできないあたり、わたくしの人間性を良く反映しているなと思う毎日です。「更新しなくちゃなあ」と思うと胸の奥が沈…