lgbtq

クィア理論入門公開連続講座(2011)

またしても大変ご無沙汰いたしております。 というかここにいらっしゃっている方はもう殆どいらっしゃらないのでは。とは思いつつ、現時点で他に媒体が思い当たらず、宣伝の時だけで毎回大変申し訳ございませんが、昨年に引き続きまして、本年もクィア理論入…

12.4 黒い彗星★国際連帯声明に賛同を表明します

例によって例のごとくでご無沙汰いたしております。色々と取り紛れておりますうちに、石原が!石原が!石原が!という事になったりしておりますが、これについてはとりあえずまたそのうちに書ければ良いなと思っております。というわけで、今回は、12.4 黒い…

クィア・スタディーズ入門公開講座、会場変更のお知らせと御詫び

クィア・スタディーズの入門公開講座ですが、初回の教室が小さ過ぎて、参加者の皆様には大変御迷惑をおかけいたしました。次回からの会場変更が確定しましたので、お知らせいたします。会場は、初回と同じ東京大学駒場キャンパス18号館ですが、18号館ホール…

クィア・スタディーズ入門公開講座、今後の予定

クィア・スタディーズ入門公開講座の今後の授業予定をお知らせいたします。本来授業開始前には御伝えするべきところ、遅くなりまして申し訳ございません。 11/24 父との危険な関係:精神分析と解釈の政治 12/8 フーコーとエイズ危機 12/22 異性愛を問いなお…

クィア・スタディーズ公開入門講座第一回終了

本日の〈クィア・スタディーズ公開講義〉初回、50人を超える参加者の方にお出でいただき、無事終了いたしました。参加下さった皆様、ありがとうございました。また、こちらの予想人数が少な過ぎたために、お越し下さった人数に対して教室が小さすぎましてご…

クィア・スタディーズ入門公開講座のお知らせ

え〜と、何かとものすごく広報が間に合っていなくて実に実に急なお知らせなのですが、下記のような連続公開講座を11月より開始いたします。 ゆっくりゆっくり地味にはじめて、クィアって要するに何よ、クィア・スタディーズって要するに何やってるのよ、とい…

丼を投げる人が批判されたらブログを管理する人が尻尾だけ切って知らん顔をしている件

ご無沙汰しております。 ええと、各所で既にエントリがあがりまくっているので細かい説明は省きますが、「ゲイカップルに丼投げたよ!と書いた芸能人(で良いのかしら)のブログに批判が集まったら、結構色々管理してるはずのブログサイトがそのブログだけと…

ホモナショナリズム批判について、あるいは、ジュディス・バトラーによるベルリン・パレードからのプライズ受賞拒否関連メモ

ご無沙汰しております。そこここで既に情報が出ていることですけれども、2010年6月19日、ベルリンのChristopher Street Day(ベルリンのプライド)からおくられることになっていたCivil Courage Prize(勇気ある民間人に贈られる賞、という事のようです)を…

「東アジアにおけるクィア・スタディーズの可能性」

ちょっと先ですけれども、とはいっても今月中ですが、東アジアの若手の研究者をお招きして、下記シンポジウムを開催いたします。エライひとのお話を拝聴する/生エライひとを見物にいくのも、それはそれで乙なものではございますけれども、今回はむしろ先々…

講演会「キリスト教とセクシュアル・マイノリティ/セクシュアル・マイノリティとコミュニティ」

お知らせエントリ続きで申し訳ありません。 以下、CGS Onlineより、イベントのお知らせでございます。 ちょっと前に、東日本における〈西洋〉(とりわけ米国)のキリスト教原理主義の影響とその政治的影響力について一緒にパネル報告をやる気はありませんか…

笑おう、憤りと皮肉と拒絶とをこめて

そんなわけで、既に今年になって二本もエントリをアップしているので(そしてその時点で昨年の更新数を抜きました。ブログというより完全に跡地です)、今更ではございますが、みなさま新年おめでとうございます。新しい年をぱっと華やかに滑り出し、本年も…

デニス・アルトマン講演

転送歓迎ということで、以下転載いたします。 〈アジア的価値〉とか〈ゲイ解放〉とか、何故今その用語?それはあえてなの?あえてなのね?という、ある意味挑発的なタイトルに、ちょっと惹かれております。 デニス・アルトマン講演 日時・場所 東京:1月22日…

ヴァージニア・ウルフはやっぱり怖い

以下、ちょっと前に某所で喋れと言われて喋ったものです。タイトルはついていません。当日のイベントをまとめて冊子にするのしないのと色々言われておりまして要するに未決定なのですけれど、とりあえず様子が判明するまではこちらに挙げておきます。「日本…

残像に目をこらし、ノイズをかきわけて聴く

ダムタイプ《S/N》上映および関連トーク・イヴェントに行ってきた。わたくし実はこの超・有名にしてほとんど超・定番のパフォーマンスを生で見たことがない。いろいろ理由はあるのだけれど、パフォーマンスってジャンル自体がオシャレで頭の良さそうな人がわ…

NWEC報告

をしなくてはいけないのだろうとはおもうのだけれど、すでにいろいろ詳細な報告もでていることだし、あまりわたくしに書けることはなさそうなので、そちらをご覧くださいませ(はい無責任です、ごめんなさい)。 おともだちとぬえっくに行ってきました。 マ…

御報告

って、宣伝をした以上、週末のパネルのご報告をするのが筋というものでしょうけれども、それとはまったく別のことです。ただ、個人的にはそれよりはるかに大事なことでございます。すみません。 ビザ更新の許可がおりました。わ〜い!!わ〜い!!何度でも言…

イベント告知(あさってです<遅)

関係各所でちょびちょび広報でていますが、今週末にこんなワークショップに参加いたします。まったく収拾がつかずきわめて混沌としたものになる可能性も含め、おもしろい2時間になりそうかと思っております。お近くの方は是非見物に(あるいは参戦に?参戦…

クィアとコミュニケーションと宣伝と

ほとんど死地と化している更新されないブログを更新したとおもったらただの宣伝だけかい!というのもアレでございますので、ちょっとだけ雑感など。まあ、ただの宣伝に雑感だけかい!と言われたら、もう汗かいて寝るしかないのですけれども。直前になってば…

REMの残りの二人によるカミングアウト

休憩時間に見つけて楽しいのでとりあえず貼っておきます。 個人的にはマイケル・スタイプのカミングアウトよりも、こちらの方がポイントは高いです。まあ、いずれにせよ次のアルバムが出るそうなので、シニカルに見ようと思えば見られるわけですが(あ、動画…

とにかく見てください(メフディさん続報:リンクのみ)

すみません、全く時間がとれなくて、しかもしばらく出張で国外に出るので、今後十日以上わたくしは身動きがとれないのですが、もしまだチェックしていらっしゃらない方がいらしたら、とにかくこちらを見てください(ここにいらっしゃる方で未読の方はいらっ…

良い妄想、悪い妄想(再録)

ひさしぶりにネット上をうろうろしていたら、やおい・ふたけっと系のサイトについて、とても興味深い議論が交わされていた。その話題自体は、「やおい系」というのは(おそらく)分野的にわたくしの専門であるはずのところにかなりかぶってくるテーマなのだ…

欲望をさばく

ちょっと前になるけれども、id:font-daさんのエントリ「欲望は禁止できない、しかし…」と、そこで言及されている東浩紀氏による「児童ポルノの単純所持禁止問題」を読んで、少しひっかかっている事を。東氏の主張に多少違和感があって、font-daさんの主張に…

イラン人青年強制送還について、周辺資料およびメモ

追記(03/03/08) 最新情報がデルタGに出ています。本日(3日)の尋問で送還についての決定が出るそうで、現在はロッテルダムの拘置所にてハンストを継続しているそうです。また、この声明によれば the British authorities who, according to a bureaucrati…

その発言がどのような行為となって誰を脅かすのか:イラン人青年強制送還をめぐって

[追記] ペガーさんの時に中心となって動いていた、イタリアの団体EveryOneがこの件で動き出すようで、プレスリリースなどが出ているそうです。デルタGに最新情報が載っています。是非ご参照ください。 [追記2] tnfukのnofrillsさんが、オンラインの署名サイ…

処刑か餓死か

ちょっと時間が全然ないので、リンクだけ載せておきます。 どなたかこれに関する詳細あるいはアクションなどをご存知でしたら、フォローアップいただけると嬉しいです。帰宅してからわたくしも探してみます。19歳のゲイのイラン人青年が、英国への強制送還…

「性的マイノリティと教育」イベント雑感

YOUTH TALK 性的マイノリティと教育参加してきた。大変な人で会場は立錐の余地もないといえば大げさかもしれないけれども、一度椅子に腰をおろしたらもう動けないくらいの状態。3人のゲストのうち、CGSという「場」をつくった経緯について語った田中氏の話…

イリガライとオート・エロティシズム:やおい論をめぐって

小谷真理、「腐女子同士の絆―C文学とやおい的な欲望」、『ユリイカ 総特集BLスタディーズ』(2007) Vol.39-16、26-35. BLスタディーズってちょっとタイトルに偽りありではと思うほど、「論文」系の分析は圧倒的に少ない。『ユリイカ』ってこんな感じだったっ…

論文募集中(って時間ないよ!)

年末のあれやこれやで取り紛れてすっかり宣伝を忘れておりました。馬鹿馬鹿。クィア学会の学会誌『論叢クィア』創刊号への投稿を受け付けておりますので、お手持ちの素材のある方は、是非ふるってご応募くださいませ。お知り合いや担当の学生さんなどで関心…

「狂女」たちのフェミニズム

大分以前に書きかけたエントリで(その後、まあそういうことになって新しいエントリをきちんと書く余裕がなかったりもしたので)、かなりタイミングのずれがある上に、特に答えがあることではないのですけれども(<これはいつもですわね)。 以前のエントリ…

ジョディーしか目に入らない(ネタばれあります)

先日、本当に久しぶりでパートナーのPと外出。のんびりパートナーと外出するような気力と体力と仕事上のゆとりが最後に揃ったのは、もう思い出せないくらい昔です(いやそれはちょっとオーバー)。で、映画でも観ようよということになったのですが、日本語字…