大会プレイベント
クィア学会の大会を前に、プレイベントを企画しております。
あまり時間がありませんが、是非是非お誘い合わせの上、お越しくださいませ。
大会とはちょっと違って、カジュアルな感じでお話ができればと思っています。
(転送・転載歓迎)
10月27日のクィア学会の設立大会にあわせ、プレイベントを行います!
90年代のLG/クィア・スタディーズ「ブーム」から現在にいたる歴史を振り返りながら、学会設立の呼びかけ人でもあるクレア・マリィ、堀江有里、石田仁が、それぞれにとって「クィア」って何なのか、なぜ今「クィア学会」を立ち上げようとしているのか、その背景と心境とを語ります。
クィア学会立ち上げって言うけど、
クィアってそもそも何よ?と思っている方、
今更クィア?と思っている方、
セクマイ学会ってこと?と思っている方、
そもそもなんで学会?と思っている方、
学会に言いたいこと、聞きたいことはあるけれど、
いきなり大会で言うのはちょっとね、という方、
トークの後はフロアの皆さんと御一緒にディスカッションもあります。
どうぞお友達とお誘いあわせの上、気軽に御参加ください。
[日時]10月14日(日) 13:00-16:00
[場所]PA/F スペース
地下鉄東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分
馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル
http://www.pafspace.com/pafspace/riyou/riyou-3.html
[スピーカー]
クレア・マリィ、堀江有里、石田仁
清水晶子(司会)
[入場料]
1000円(w/1d)
[お問い合わせ]
pafspace@pafspace.com
03-3207-0856
クレア・マリィ
90年代から、日本のセクシュアリティ研究の第一線で、日本語とジェンダー及びセクシュアリティの研究に取り組む。現在は、オネェ言葉に関する研究を実施中。津田塾大学学芸学部英文学科 准教授。近著に、『発話者の言語ストラテジーとしてのネゴシエーション行為』(ひつじ書房、2007)。
堀江有里
カムアウトしたレズビアンの牧師としてピアカウンセリングなどに取り組むと同時に、教育者、研究者としても発言と活動を続ける。クィア学会の立ち上げにはレズビアン・スタディーズの研究者として参加。近著に、『「レズビアン」という生き方 ――キリスト教の異性愛主義を問う』(新教出版社、2006)。
石田仁
言説分析を通じた戦後日本における性的マイノリティの研究と同時にESTO(性は人権ネットワーク)などでコミュニティ活動にも取り組む。近著に、「ゲイに共感する女性たち」『ユリイカ』39(7)、総特集 腐女子マンガ大系(青土社、2007)。
清水晶子(司会)
身体にかかわるアイデンティティの可視性と自己表象の可能性についての研究に取り組む。クィア学会事務局担当。東京大学大学院総合文化研究科准教授。近著に、'Scandalous Equivocation: A Note on the Politics of Queer Self-Naming', Inter-Asia Cultural Studies, Volume 8, Number 4 (2007).