摂食障害といえば

世界中がそうだと思っていたこととは思いますが、自己申告したのですね。
キャリスタ・フロックハート、摂食障害を告白
こういう事をメディアに公表しなくてはいけないとは思わないし、それを「エンタメ関連ニュース」としてネタにしちゃうのもどうかとは思うけれども(わたくしも同罪ですね、その意味では)、それでもこの人の場合、言ってくれて良かったなと思ってしまう理由が。
彼女が「摂食障害では」みたいな話が英米メディアで取り上げられていた頃(繰り返しますが、そういうのを探るのも余計なお世話だと心底思うわけですが)、日本のテレビでその話が紹介されたのですね。で、その話を受けたスタジオコメンテーターが「どうなんでしょうね、そんな大騒ぎするほど痩せていませんよねえ、普通だと思いますよね、勿論スリムですけど」「羨ましいと思う女性も多いんじゃないですか」みたいなことをお口走りになりやがったのですよ。
どう考えてもスリムなだけって状態じゃないでしょ!彼女が「普通にスリム」だと思えるとしたら、あんたの身体認識基準にかなり歪みがあるわよ!!はぁはぁ。と、テレビの前で激昂した覚えがあります。
あのときのコメンテータが誰だか覚えていませんが、このニュースを見て「あれを普通にスリムだと思うのはちょっと変だったのかも」と思って欲しいな、と思います。あと、できれば、「あの身体を普通にスリムと発言すること自体が、そういう普通にスリムな身体を目指した挙句の摂食障害を促進する暴力に加担してるかも」とかも思って欲しいな、と思います。