Money, money, money

なんかもう学期はじめはばたばたし過ぎて疲労がたまりすぎです。あ〜一日でいいから6時間くらい眠りこけたい。ブログ更新はおろか、いつも見ているサイトを見る時間も殆どない。委員会少し減らしてください(涙)。自転車操業の授業準備がかなりやばいですよとか、あらあの学会発表準備はそういえばどうしちゃったのかしらとか、そういうことを思い出す暇もありませんわ、ほほほ。
というわけで、何もまともに書けないので、現実逃避のブログ巡回しながらふと思った程度の、どーでも良い感想メモを少し。kmizusawaさんのブクマを拝見してまわってるんですが。こういうところまで他人任せってどうなのかなあ、とかはもう考えないことにします。
ひとまずお休みだお( ^ω^) - 東大生の6割は美人であるYO!!!
いや〜そういう噂ってわたくしの頃から出たり消えたり(さすがに6割とか言うのはないけど。っていうかどこから)。で、別に東大生の6割が美人だろうと不美人だろうとどうでもいいのですが。
っていうか、東大生「女性」の6割ってことですね。なんていっても東大生に女性6割もいませんから(多分。今はいるの?そうは見えないけど)。まあ、タイトルだからキャッチーにってことでしょうけれども、「東大生の5割が女性である!」になったらそれ自体がニュースになるに違いないという状況は黙殺して、「6割は美人!」などと楽しんでいる着眼点ののどやかさが、ある意味いかにもAERAな感じで好感が持てます。
まあ、それはそれとして。東大生の6割がイケメンなのか?とかっていう記事を同時掲載してもいいんじゃないかしら、というのか、学歴なり社会的地位なり業績なりがある女性が「美人」かどうかには(ほめるにせよけなすにせよ)興味しんしんな割には、そういう男性が「イケメン」なのかどうかはものすごくど〜でもよさそうっていう姿勢自体が、古典派フェミ的には著しくひっかるのですが、まあそういう着眼点ののどやかさがある意味いかにもAERAな感じで(以下略)。で、それもそれとして。
なんていうか、わたくしの頃から既にそうでしたけれども、基本的に東大生の女性の一定数は、その時代その時代に流行しているメークなりファッションなりをきちんと取り入れてお金をかけているので、そういう意味では「美人」なのではと思うのですね。「東大生」というのは「オンナ」としてはかなりマイナス要因ですから、それを補わなくてはならないわけで、体型にも気を遣いますね。一端心に決めた課題は真面目にこなせるメンタリティの持ち主っていうのがどうしても東大には多いですから、ダイエットにしてもおしゃれにしても、やっぱり真面目にこなすわけですね、ちゃんと情報収集もして、参考書も買って。挫折なんかしないで。まあ、東大の男性学生はそういうところを真面目にこなさなくてもやっていけるっていう不均等は脈々と引き継がれているのですが、それはとりあえずおいておきます<AERAといっしょ
で、そういうメンタリティの問題もあるのですが、それに加えて、おしゃれ関係の課題をこなすには、ファッション雑誌を買って、そこに乗ってる服だのメーク道具だのを買って、ということができなければいけないわけで、要するにそれだけのお金のある人が多いのではないかと思います、東大生。大学にもよるでしょうけれども、わたくしの教えている他の幾つかの大学とくらべると、東大の女性は明らかに服装にお金のかかってる人が多いように見えます(全員じゃないです、勿論)。オシャレかどうかは別にして、いい服ねえ、いい鞄ねえ、みたいな(涎)。
何がいいたいかというと、結局お金かければ一般的な「美人」ってつくれるのではないのかしら、ってことです。東大生に「美人」が多いかどうかを考えるよりも、そうやって余計なお金と手間隙かければある程度つくれる「美人」ってカテゴリーがあって、可能な限りそのカテゴリーに含まれる(あるいはそれに近接する)こと、少なくともその努力をすることが、女性にはどうやら望まれているらしいという現状や、それがもたらしうるさまざまな帰結を、ちょっと考えてみてもいいんじゃないかしら、と思いますが、まあ、そういう着眼点ののどやかさが(以下略)。
まあ、さらに究極的に何が言いたいのかというと、どうでも良い仕事しないでもぐっちの鞄だのふぇんでぃのコートだのが買えるだけのお金とか、えすてに通ってりらっくすしてすりみんぐできる時間を買えるようなお金とか、お金とかお金とかお金とかが欲しいわ、ってことですけれどね。