歴史月間

RainbowNetwork.comによると、イギリスでは今月はLGBTの歴史月間だそうだ。なんかイギリスっぽい<歴史好き。
で、「歴史上のLGBT有名人10人!」というお遊びコラムがあったので、セクシュアル・アイデンティティという概念は近代の発明であって、みたいな入門授業のような理屈を忘れて、楽しく拝見。しかしLGBは「この人はそうかもね!」というこじつけ(特に昔の人なんて誰とセックスしたという記録でも残していてくれない限り、わかりゃしないわけなので)ができても、Tっていうのは難しいのだろうなあ。パスしちゃってれば死後大騒ぎになって記録が残った場合以外はわからないし、イギリスでパスしないでトランスっていうのは難しかっただろうし。
で、その有名人リスト。

  1. エドワードⅡ世
  2. ミケランジェロ
  3. クリストファー・マーロウ
  4. アンデルセン
  5. オスカー・ワイルド
  6. E.M.フォスター
  7. T.E.ローレンス
  8. ヴァージニア・ウルフ
  9. ノエル・カワード
  10. アラン・チューリング

実はチューリングって知らなかったのですが、結構有名な数学者なのですね。ぐぐったらたくさんでてきてびっくり。
後はものすごい有名人ばっかりで、とりわけ文学やってた人間ならみんな知ってるよねっていう人たちですけれども、基本的にイギリス人ばっかり選んでいる中で、なぜか「ミケランジェロ」「アンデルセン」が入っているのが、ちょっと笑えます。
イギリス人にとって「イギリス文化」に含まれると思えるほどに身近な外国人って「ミケランジェロ」「アンデルセン」レベルってことなのかしら。