立ち位置

繰り返しになるけれども、過去エントリをひっくり返す暇も気力もないよ!という方のために、わたくしの立ち位置。
わたくしはTLGPを応援したいと思ったし当日も「歩道で見学(微妙に参加)」に出かたけれど、必ずしも名称の問題ではない個人的ないくつかの理由により、参加(一緒に歩くこと)はしていない。パレードが今年復活したのはすばらしいことだし来年も続いて欲しいとは思いうけれど、自分からパレードなりフロートなりを企画したり立ち上げたりすることは将来も絶対にないだろう。これはわたくしがレズビアンではないからというわけではなく、わたくしはそういう「お祭り」企画がそもそも出来ないからなのだけれど*1。だからこそ、パレードを企画して実行なさった主催者の方には感謝しているし、あれだけのものを成功させたことに対して敬意も抱いている。
その上で、わたくしはパレードの名称としてはTLGPよりももう少し包括的なものの方が好ましいと思っている。個人的にわたくしはその方が参加しやすいと感じるということに加えて、わたくしの上のエントリで書いたようなパレード理解に基づいて、そのような場の名称としては「レズビアン&ゲイ」に限定しないものの方がふさわしいだろうと考えるからだ。TLGPという名称のままであっても「わたくしは」出かけると思うけれども、それはTLGPという名称で問題ないと思っているということではない。わたくしはパレードの主催者が最終的には名称を含むパレードのあり方についての決定権を持っていると思っているけれど(そういう「決定」を下すための主催者というのが必要なわけなので)、それは「え〜でもこの点はおかしいです。あの点はあちらが良いです」とうフィードバックを拒絶するものではないだろうとも思っているので、名称が違うといいなあと言う希望を持つ場合、それを表明しておくのは良いことだろうと考える。
また、わたくしは「バイ/ヘテロセクシュアル」ではないけれど[ ]しかしそれを理由に、レズビアンの同僚なり知人なりから公然と差別や批判を受けたり、研究会や個人的な集まりから排除されたりしたことは、ない(多分。気がついてないだけかしら)。[ ]といわれたことはあるけれども、まあそれは当然の意見だし。っていうか、いざとなったら、[ ]

*1:「学会」なり「学会の部会」なり、あるいは大学内において「研究会」なり「講座」なりを立ち上げるということは、可能性としてはあり得るだろうし、できるだけ努力しているし、これからも努力したいと思っています